○中心的な宮です。運勢、性格、才能の中心的な内容をここで見ます。
○もし、強い星がはいっていれば、商売向き。
○やさしい星がはいっていれば、組織人向き。
このように、大きくわけて考えると良いでしょう。
もし、やさしい星が、はいっているのに、起業している場合は、相当に無理をしている可能性があります。
その無理は、必ず組織に悪影響を及ぼしますから、それを観察しなけばなりません。
もし。、強い星がはいっているにもかかわらず、おとなしく人に使われている場合は、
人生をあきらめているか、徹底して自己の向上をしない人か、我慢して不満だらけの人です。

プライドが高く、潔く負けを認めたり、人の助けを借りることは苦手です。
　常に正攻法で表舞台に立とうとしますが、世情にうといところがあり、そのため他人の意見や環境に左右されがちです。気ままで初志貫徹ができず、思想や心理もころころと変わります。
　しかし、もともと性格は温厚で思いやりがあり、実行力、統率力、管理能力を兼ね備えているため、やがては指導的立場に立ち、歳を重ねるごとに順風満帆な生活を送ります。
　後ろ指をさされない生き方をすればするほど、結果的にかなり恵まれた人生となるでしょう。

男女を問わず皆、独立した個性を持ち、指導力・決断力・開創力があり、明朗闊達で意思固く、多士多才、思慮深いが、辛労からは免れられません。

気品ある紫微星と、穏やかで包容力のある天府星が命宮で同宮すると、性格的には清らかで、包容力もあり、統率力も備わっているので、比較的高い地位を与えられる人が多いようです。
　エリート意識が強く、どちらかというとお金よりも名誉を先に欲しがるタイプなので、金銭に対してガツガツとした貪欲さはありませんが、地位や肩書きにはこだわります。
　どんなときでも品格を重んじスマートさを忘れずにいますが、いざというときの勇敢さや、がむしゃらさは持ち合わせていないので、競り合いや戦いには弱い傾向があります。

快楽主義者で異性、酒、ギャンブルなどを好む傾向にあります。
　好奇心旺盛で、文芸、芸術、音楽などを理解し、一芸に秀でる人もいます。
　男女ともに桃花（色事）現象が現れ、人生がロマンチックで、人縁が広がります。
　容姿は魅力にあふれ、一生を通じて異性から援助を受けて成功することもあれば、つき合う異性によっては経済的負担を求められることもあります。金銭的にルーズな相手を選ばないようにするのが肝心です。
　また欲望を追求するあまり、スキャンダルを招きやすいので注意しましょう。

紫微星は、辰・戌の宮位で光輝度（地）の天相星と同宮します。
紫微星の象意に、天相星の公明正大・謹言慎行・思考周詳・穏重である象意を加味し、紫微星の秘書官・参謀官の役目をします。

気品ある紫微星と、反骨精神旺盛な猛将の七殺星が命宮で同宮すると、黙っていても迫力を感じさせる人物となります。
　独立心旺盛で、地位や権力を求めて一心に努力する人で、社会的地位を手に入れるために一生懸命な人です。
　しかし、独立独歩で我が道を突き進む激しさと、人に命令されるのは許せない自尊心の強さから、目上とは敵対する傾向があります。短気で、せっかちで、すぐカッとなりやすいといった気性の激しい面をコントロールすることができれば、多くの人に尊敬される人物になります。

立ち居振る舞いが優雅で品位があります。エリートの雰囲気を漂わせ、実際に社会でも大発展します。
　理想や目標を高く掲げ、威厳を持ってものごとの処理に当たります。福分が厚く、富貴で理財に恵まれます。
　たとえ人生の困難や困窮に直面しても、最悪の事態にはならず、なんとなく打開できたり、土壇場で人の助けが入ったりします。